ベッテル・ルクセンブルク大公国副首相兼外務・対外通商相の訪日

グザヴィエ・ベッテル副首相兼外務・通商大臣は、2025年4月11日~13日の日程で来日し、東京と大阪を公式訪問しました。

ルクセンブルクと日本の二国間関係の強化

4月11日、ベッテル副首相は東京で岩屋毅外務大臣、林芳正内閣官房長官(日・ルクセンブルク友好議員連盟会長)と会談を行い、二国間関係ならびに主要な国際課題について協議が交わされました。

「日本とルクセンブルクは、共通の価値観と相互信頼に基づく長年のパートナーシップで結ばれています。両国は、多国間主義、協力、ルールに基づく国際秩序の重要性を信じています。現在の多くの不確実性に満ちた状況において、その重要性はさらに高まっています。この精神に基づき、私たちは現在の国際的な課題について議論しました」と、ベッテル副首相は述べました。

2027年にルクセンブルクと日本の外交関係樹立100周年を迎えることを控え、宇宙、金融サービス、人工知能、航空サービス、人的交流などの分野における両国の協力強化についても協議が行われました。

EXPO2025大阪・関西万博開会式 - ルクセンブルクパビリオン開館式

東京での日程を終え、ベッテル副首相は大阪に移動し、天皇皇后両陛下、石破総理大臣も出席した大阪・関西万博の公式開会式に出席しました。

その後、ルクセンブルクパビリオンのアンドレ・ハンセン・コミッショナージェネラルやパビリオンの建設に携わった企業の代表者らとともに、副首相はルクセンブルクパビリオンの開館式を行いました。

いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、158カ国が参加するEXPO2025大阪・関西万博は、国連が採択した持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、包摂的で公正かつ持続可能な社会の実現を目指しています。ルクセンブルクの建築設計事務所STDMが設計したルクセンブルクパビリオンのテーマは「Doki Doki ときめくルクセンブルク」です。

パビリオンを訪問したベッテル副首相は次のように述べました:「ルクセンブルクパビリオンは、伝統、文化、世界への開放性、そして現代性といったルクセンブルクの多様な側面を表現しています。パビリオンは、我が国のショーケースとして機能し、来館者にルクセンブルクの多様な顔を紹介する役割を果たすでしょう。特に、パビリオンの循環型デザインに誇りを持っています。自然資源の責任ある管理と尊重の重要性は、ルクセンブルクが万博に参加する上で伝える主要なメッセージの一つです。ルクセンブルクパビリオンの創作に携わったすべての方々に感謝申し上げます。」

パビリオンの循環型コンセプトの実現への取り組みとして、副首相はパビリオンの開館式において大阪・関西万博のルクセンブルクパビリオンの企画・実施機関である2025 ⼤阪万博ルクセンブルク経済利益団体(GIE)株式会社ネスタリゾート神戸との間で覚書に署名し、ネスタリゾート神戸が万博閉幕後ににルクセンブルクパビリオンのコンクリート基礎ブロックを再利用する旨を正式に確認しました。

また、ベッテル大臣は、フランスのサン=マルタン・対外貿易・在外仏人担当大臣、スイスのマーヤ・リニカー国民議会議長をお迎えし、ルクセンブルクパビリオンの見学と親睦のボウリングを楽しみました。

ルクセンブルク市立音楽院の少年合唱団「Pueri Cantores」の団員をも歓迎しました。

Pueri Cantores」は、京都の立命館大学の学生らとともに、演奏を披露し、2025年万博のルクセンブルクパビリオンでの最初の文化イベントとなりました。

さらに、ベッテル副首相は、ルクセンブルクパビリオンで調理、製菓、接客を担当する、ルクセンブルクホテル・ツーリズム専門学校(EHTL)の生徒らとも交流し、パビリオンで提供される創作料理も味わうことができました。

ルクセンブルクパビリオンには、ルクセンブルクの伝統的な職人技を体現し、知識の伝承の好例といえるボーリング場(「Keelebunn」)も併設されています。ルクセンブルクにある中・高等学校Lycée Emile Metzの生徒ら、ルクセンブルク国立職業訓練センター(CNFPC)の講師ら、およびルクセンブルクで最後の「Keelebunn」建設業者であるGeorges Linster氏の合作によって実現したものです。

外務・欧州問題・防衛・開発協力・通商省によるプレスリリース